京都東山 美術館と夜のアート / 高井忍
学芸員志望の神戸静河が、ようやく就職できたのは地元の市立美術館の警備員。巡回などの通常業務をこなしつつ、何かあるたびに駆り出されては対処のあたるのがオシゴトだ。深夜の庭園で不審な男に遭遇したり、写楽の作だと言う可能性の浮世絵が出て来たり、失われた御神刀が展示が縁で発見されたり……。京都を舞台に、美術にまつわる謎と女子警備員の活躍を描く連作ミステリ。
この本に描かれるのは、美術とか美術館にまつわるミステリー。ここ数年美術館・博物館に足を運ぶ機会が多くなった私の興味を持つのは当然だよね~ミステリー好きだし。と言うことで購入。
あ、ちなみに殺人事件はおきません。それは警察の仕事……。
でもミステリーとしてはうんうん、いいねぇと。
こう言うのも好きだなあ、殺人事件みたいな殺伐としたものじゃなくても、こう言うミステリー好きだ~と、そんなことを思うのです。
ひとつひとつ辿っていくのは面白いですね。それで、それで? とどんどん進んじゃいました。
基本謎解きをしない人間なのですが(疑問に思ったりあれ? って思うことはありますが)、満足です(笑)。
主人公の神戸静河が謎解きに大活躍! と言うわけではありませんでしたが(気付いたりすることはちょいちょいありましたよ)、周りの登場人物もそれぞれ個性がはっきりしてたので、これは誰だ? と言うこともなく読み進めれました。
や~、登場人物覚えるのも大変じゃないですか。そんな多くなかったけど。
てか、探偵役の位置にいる人はすごいなぁ。あの人でしょ? 良く分かるねぇと推理しない人間は思うのです。
そして、各短編の最後の文章がまたイイ!!
「ああ~!!!!」って思うこともあれば「なるほど!!」と思うこともあって、そういうことねと、すっとその話に納得がいきました。
特に最後の「スウィフティー画談」!!
歴史得意じゃないから(好きだけど)気付かなかった!!
そんな話です。
京都東山 美術館と夜のアート(2019.01.21)
高井忍
創元推理文庫
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