妓楼には鍵の姫が住まう ―死人視の男― / 水瀬桂子
*この記事は、2012年01月29日に別ブログに投稿したものほぼそのままです。
死人が見える目を持つ黄泉がえりの誠二は、生きている実感を持てず、日々を怠惰に過ごしていた。だが深夜の妓楼で美青年を従えた妖艶で高慢な少女、紅羽と出会う。どこへでも出入りできる不思議な鍵を持ち、化け物姫異名をとる紅羽。「わらわの下僕となって働け」と、街で起こっている殺人事件の解明を手伝うよう命じられ、自らの力を疎ましく思っている誠二は拒絶するが……。
こういう“和”な雰囲気は大好きです。
西洋っぽいのも好きなんですけどね。
多分、服装が好きなんだろうな。着物とドレス。
誠二のやる気のなさに……まあ、読み進めているうちにあんな風に扱われていたらそうなるよねーと思ったのですが、それでもどうなんだ、あれは。
そんな主人公でしたが、だんだんやる気を起こすというか、前を見ていく姿がよかったです。
そして紅羽との関係も、ほのぼのした部分もあっていいなあ……。
と言うより、年相応の反応を見せる紅羽はかわいい!!!
そういう部分をもっと見たいなーと思うくらいには。
殺人事件のほうは、ああ、そうなんだなあと……ある意味、ある人にとっては自業自得だけれども、なんか悲しいねえと思わなくもない。
ああいう環境だと、幸せになるのって難しいのかな?
そしてもう一つのほうは、誠二、頑張ったねーと。
最後のほう、今までもやもやしてた(?)ことが解決してよかったなあ、と。
家族って、こうでないとねぇ。
……で、この話続かないのかな?
まだまだ誠二と紅羽の話を読みたい!

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